当サイトについて
関西ライターミナルは、ライター(記者、文筆家)をお探しの方、文章作成や添削を依頼できる会社をお探しの方向けのサービスを提供しています。
かつては「関西ライター名鑑」という名称で、2005年にライターを顔写真付きで紹介した冊子を発行し、その後Webサイトに移行して依頼者がライターを指名する形式を採用してきました。依頼者はプロフィールに記された実績や得意分野を見て起用するライターを選定するのですが、「どのライターが最適なのか?」判断できない場合、当サイト運営者であり仲介者のライトスタッフにライターの選定を委ねられることもよくありました。
筆力や筆の早さだけでなく、レスポンスの早さやお客様対応など各ライターの特徴をよく知るライトスタッフが選定することで執筆案件そして依頼者様とのミスマッチングがなくなり、結果依頼者様の満足度も上がることから、「ライターの選定」こそが当サイトの最大の価値と捉えるようになりました。現在ではライターの選定・管理・完成原稿納品までを一貫して行う「ライターコーディネート」としてサービスを提供しています。
「ライターミナル」とは、依頼者にとってのライター探しやライターにとっての仕事探しにおける終着地(最後の砦)といった意味合いを込めて、ライター(Writer)とターミナル(Terminal)とを組み合わせた、当社ライトスタッフが作った造語です。
関西(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)と冠がついているように、コーディネート(手配)できるライターの多くは関西在住者ですが、現在はウィズコロナの時代。リモートでのコミュニケーションも一般的になりつつあり、ライター選定の際に頭を悩ませる「ライターとの物理的な距離」も以前ほど考慮する必要がなくなりました。関西はもちろん関西以外のライター(記者、文筆家)をお探しの方、文章作成や添削を依頼できるサービスをお探しの方におかれましても、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
大阪・京都から多様な依頼がございます
当社にライター手配をご依頼いただくのは制作会社だけではありません。一般企業や個人の方からも様々な発注をいただきます。
「Webサイトや会社案内、製品パンフレットなどは、印刷会社や制作会社に外注しているから執筆だけを発注するニーズはないんだが……」とお考えになるかもしれません。 企業が作成するドキュメントやコンテンツは、他にも色々とあります。
- 重要顧客に提出する企画書・提案書で他社に差をつけたい
- 30周年式典にできるだけ多くの得意先に来ていただけるよう案内状を認(したた)めたい
- 新製品のPRのために、メディアに関心を持ってもらえるリリースを作りたい
- ネタやストーリーは出すので、それに沿って魅力的なブログを書いて欲しい
- 事業計画書や営業報告書など、社内の各種フォームを見直すとともに手本となるような記入事例を作って提示したい
- 重要な経営方針の変更に際し、取引先各社への説明文書を作成したい 等々
また、社業とは別に、経営者個人として、以下のような理由・事情で、ちょっとした文章を書かなくてはいけなくなった。しかし、自分の文章(力)に今ひとつ自信がない。気軽に執筆や校正を頼めるプロがいればなぁ……そんな風に思われたことがあるのではないでしょうか。
- 必ずしも近しくない方に知人の紹介や要職への就任などを依頼する手紙を書きたい
- オープンにするためものではないが、やがて経営を引き継ぐ息子や孫の役に立つよう、経営についての自分の考え方や、意思決定の在り方について、文章として残しておきたい
- 社員の披露宴に呼ばれたので、主賓として恥ずかしくないスピーチを考えたい
- 役職に就いている業界団体や商工会議所の会報に寄稿しなくてはいけなくなった
- 出身大学で記念事があり、OBとしてちょっとした文章を頼まれた 等々
会社として、もしくは個人として、「それなりの文章」が求められるケースは色々と考えられます。その内のいくつかは、プロのライターがお役に立てるのではないかと……そんなときはぜひお気軽にご相談ください。
多様な業務
当社が承る仕事、つまり当社がコーディネートするライターが行う執筆業務は実に多岐に渡ります。代表的なものを以下に列挙してみましょう。
- 会社案内や製品パンフレットのコピー作成
- 顧客企業等に配布する広報媒体の記事作成
- チラシや雑誌などのメディアに掲載する広告の文案作成
- Webサイトのコピーライティング
- 顧客に配信するメールマガジンの執筆
- メディア各社に送るプレスリリースの作成代行
- 企業の経営理念の作成(ディスカッション&文案化)
- 経営者等の自叙伝や会社のPR書籍のゴーストライティング
- 創業者の伝記、企業の社史、団体の周年誌などの執筆
- 社内報に掲載するインタビュー記事の取材・執筆
- シンポジウムやフォーラムなどイベントレポートの作成
- 株主や投資家向けのIR資料の原稿執筆 等々
あくまでもこれらは、比較的依頼の多い主要な業務です。ここではあなたに、「あぁ~こんなことも頼めるんだ!」とご理解いただけるよう、上記のような仕事とは別に、当社がこれまでに実際に請け負ってきたユニークな事例について、以下にいくつか紹介させていただきます。
当社に寄せていただく依頼は、原稿もしくはそれを執筆するライターの手配に限りません。例えば文筆のプロとして、作文コンテストの第一次審査なんていう仕事を発注いただくこともあります。
こういったコンテストでは、当然ながら募集要項で紹介されている方(著名な作家や募集企業の経営者など)が審査を担当されます。しかし応募者が多いコンテストでは、そうした方々が全作品に目を通すのが難しいこともあります。そんな場合に、当社が選抜したライターのチームが、事務局や審査委員が定めた基準に則って、途中までの審査を代行するわけです。
また作文など文筆とは何ら関係ないコンテストにおいても、ライターが活躍できるケースがあります。例えば審査委員の方々が集まり、各作品に対して意見を出し合った結果、表彰対象作品が決まったとします。しかし小説やエッセイといった文筆とは全く無関係のコンテストの場合、審査する方々は(当該分野の専門家ではあっても)文章化が得意とは限りません。
昨今のこうしたコンテストでは、公正・公平な審査が行われたことを示す意味でも、最終結果に至った理由やプロセスを説明することが少なくありません。ニーズ次第では、審査委員の方々から、審査のポイントやキーワードを伺った上で、それを審査過程とその適切さについて説明する文案を作るといったことも、我々の仕事になり得るのです。
上述したのは、当社が手配したライターが黒子として役割を果たすケースでしたが、食の分野に精通したグルメライターを、地域の特産品を選ぶ審査会メンバーとして派遣した実績などもあります。
企業が何十年にもわたって事業活動を行っていれば、顧客や取引先、競合企業との間で法的なトラブルに遭遇することは十分に考えられます。こういった問題に対応する過程でも、当社は文筆の依頼を承ることがあります。
「それは弁護士の領分でしょ!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。確かにこうした問題に直面した際に、弁護士は、法的な相談に乗ったり、場合によっては司法の場で味方として共に戦ったりしてくれます。トラブルの相手に送る内容証明や裁判所に提出する書面等も作成してくれます。
重要なのは法的なトラブルへの対処には、色々な方法や側面があるということです。民事裁判(通常訴訟)に持ち込んだとして、明らかに先方に非があるとしても、判決で得られる金額が少なければ、弁護士費用すら賄えない可能性がある、ということは広く知られています。
多くの場合、司法の場に持ち込む前に、解決の道はないか探るものです。胸襟を開いて当事者同士冷静に話し合えればそれに越したことはありませんが、たいていの場合それは難しい――そうした場合に有効なのが手紙(文面)によるコミュニケーションです。問題を整理して、相手の立場にも理解・共感を示しつつ、こちらの事情や言い分を分かってもらい、譲歩を引き出す。そうした文面を作成するには、内容証明のような文章を書くのとは全く異なるスキルが必要であり、それを依頼する相手として弁護士が適任とは限りません。
文章を送る相手は、トラブルになっている相手とは限りません。相手に対し影響力を行使できる立場の方、また事情を正しく効果的に知らせることで、自分を支援してくれそうな方も対象になり得ます。
やむを得ず裁判に訴えることになった場合にも、裁判の当事者になったことについて不安や懸念を持たれそうな方に対し、これまでの経緯や自分(自社)の状況等について丁寧に説明し理解を求めるための手紙が必要(有効)なケースも考えられます。また問題を広く社会へ知らせることが局面の打開につながるような事案では、メディアに取り上げてもらうための文案の作成も、当社にてサポート可能です。
司会原稿、スピーチ原稿、ナレーション原稿、葬儀における故人の紹介原稿等々。これらの共通点は、読者はいないが聴衆(聞く人)がいる文章であるということです。
通常ライターは、読者が読みやすくなるよう、段落を細かく分ける、ダーシ(――)や3点リーダー(……)やクエスチョンマーク(?)を用いる、躍動感やリズム感を出すために体言止めにする、といった形で書き手は色々な工夫・配慮をします。でもそれが功を奏するのは、読む(見る)原稿だからです。
目ではなく耳を通じて受け手に情報が伝わる文面では、話者がそれを話している場面・様子を思い浮かべて執筆する、いわば脚本家やシナリオライターのような能力が求められます。ライトスタッフが手配可能な中には、もちろんそうしたキャリアやスキルを備えた人材が複数います。
既にある動画コンテンツに載せるナレーションであれば、時には、文章の分かりやすさよりも、素材との連動性を優先した文筆が求められます。司会原稿の場合は、その会がどのような場なのか(どの程度フォーマルか)を正しく理解したうえで、時にはユーモラスな話題や登壇する方を持ち上げるようなエピソードを盛り込むべきかもしれません。スピーチ原稿の場合は、借り物の原稿を読み上げているように聞こえぬよう、細部の「です」「ます」まで原稿化せずに、フローチャートのようなもので用意(納品)した方が良い場合もあるでしょう。
豊富なライターネットワークを有する当社だからこそ、文筆が必要となるシーンに応じた多様なニーズに応えることが可能です。
「リライト」とは、執筆・ライティングの分野では極めてよく用いられる言葉です。校正もしくはそれのやや大がかりな作業についてリライトと称する方もあるようですが、ここではそれとは異なる意味合い、具体的には――叩き台となる文案や素材となる文章はきちんと用意されているものの、そのままの状態では、目標としている用途に用いることができない。そういった場合に、イメージしている読者や使われるシーンにマッチする文章に再構成・再編集する――という行為をさしています。
ここで特に想定しているのが、高度な技術・学術論文などのリライトです。たとえば同じ分野の専門家が読む学会誌等に寄稿する場合であれば、特段、補足説明や注釈が要らないような言葉や概念であっても、一般の方や学生を対象としたメディアであればそういうわけにはいきません。
それぞれの媒体が想定する読者層において、常識的な知識水準がどのレベルにあるのかを認識したうえで、そこに目線を合わせて執筆する必要があります。例えば、数式については使用しないか最小限に抑える、また重要な概念を説明する際には誰もが馴染みのある現象や体験に喩えて表現する、といった工夫・配慮が求められることもあるでしょう。
「自分こそが当該分野に詳しい専門家なのだから、自ら執筆すべきだ」という考えもわかりますが、日々読者に理解してもらうための文章を執筆しているプロのライターに“リライト”してもらうのも、有益な選択肢の一つではないでしょうか。
「一般の方(素人)に読ませるのだから、ライターも素人で良い」ということには決してなりません。ライトスタッフならば、工学・金融・医療・スポーツなど、様々な専門分野に明るいライターを手配することが可能です。
我々のところに寄せられる文筆依頼は、当然ながら仕事・ビジネスとして発注されます。アウトプットする原稿の多くは、インタビュー原稿とかプレスリリース原稿など、販売促進やマーケティングの後押しになるものです。ですから小説など、いわば作者の自己表現的な作品を求められることはあり得ない――一般的にはそう言えるのですが、例外もあるのです。
ビジネスで期待される文章の多くは、広報・広告に関連するものです。しかし、依頼者(社)の製品の良いところばかり列挙した、自画自賛的な文章は、必ずしも期待した成果を生みません。また産業界全体で見れば、最終商品を作っていない、もしくは自前の製品を持っていない企業の方がはるかに多いでしょう。
昨今、映画やコミックなどの舞台になった地域や場所をめざして、観光客が訪れるという動きが各地で見られます。「フィルム(シネマ)ツーリズム」「ロケツーリズム」「コンテンツツーリズム」など色々な呼び方がなされます。
クリエイターが自らの思いを込めて作った作品が脚光を浴びてたまたまそういう現象を生むケースもあれば、最初からそれを当て込んで企画したり誘致したりというパターンもあります。
映画まで作ってしまうというのはかなり大がかりなことですが、それに似た動きとして、例えば地域や地元商店街の活性化をめざして、その地を舞台にしたWeb連載小説を執筆するといった依頼が当社に寄せられることもあります。むろん地域活性化に詳しいライターや恋愛ものに長けたライターなど、案件の特性に合致した人材を手配して、クライアント・ニーズに応えることができます。
上記以外にも以下のようなユニークなご依頼が寄せられます。
- クロスワードパズルの作成
- 企業スポーツの取材レポート
- ロボットのセリフ作成
- 高校合格者のインタビュー&文章化
- ウォーキングコースの提案・作成 等々
多様な取引先業種一覧
広告制作会社をはじめクリエティブディレクターからの依頼が多く、それら制作系会社を通じて、多種多様な職種の取材執筆するライターをコーディネートしています。また会報誌の寄稿やスピーチなど、個人からの依頼もあります。
- 広告制作会社
- 広告代理店
- WEB制作会社
- 映像制作会社
- デザイン事務所
- 編集プロダクション
- 印刷会社
- システム会社
- 通信会社
- 人材紹介・斡旋会社
- エネルギー会社
- 建設会社
- 測量会社
- ポンプメーカー
- ブランド品買取販売店
- ハウスクリーニング会社
- アメニティグッズ販売会社
- 健康食品販売会社
- ISO認定機関
- 劇団
- マーケティング企画会社
- PR会社
- 経営コンサル会社
- 出版社
- WEBメディア運営会社
- 専門学校
- 公立幼稚園
- 私立保育所
- 学習塾
- 教育関連会社
- 家具メーカー
- インテリアグッズメーカー
- 食品メーカー
- 化粧品メーカー
- 文具メーカー
- 旅館
- 自動車修理工場
- 繊維メーカー
- 繊維問屋
- 各種電気機会器具販売会社
- 町役場
- 商工会議所
- 商工会
- 中小企業支援団体
- 携帯電話代理店
- 飲食店
- 輸入車販売代理店
- NPO団体
- 一般社団法人
- 中小企業団体
- エステティックサロン
- 美容室
- 歯科クリニック
- クリーニング店
- 洋服販売店
- 子ども服メーカー
- 弁護士事務所
- 司法書士事務所
多様なライター陣
ライトスタッフがコーディネート可能なライター陣は実に多彩な顔ぶれです。大阪、京都等、関西で活躍しているライターが多いのも特徴の一つです。どんなライターが集まっているか、少しばかりご紹介しますと……
- 鉄道に詳しいライター
- 自動車に精通したライター
- 元新聞記者のライター
- 財務や金融に詳しいFP資格を有するライター
- テレビ番組の台本を書いている放送作家
- 宝塚歌劇団に精通したライター
- 自叙伝のゴーストライティング経験の豊富なライター
- 工学部出身で技術に明るいライター
- 写真撮影が得意なライター
- 社内報や周年誌の経験豊富なライター
- 組版・DTPまでこなせるライター
- 医療・健康分野に精通したライター
- コスメや美容など女性向け記事の経験豊富なライター 等々
ただライター選定基準は、得意ジャンルかどうか、経験豊富な分野か否かといったことだけではありません。クライアントのカラーや社風、求める人物像にマッチしているかなど、当社のライターコーディネーターが総合的に検討したうえで、対象案件ごとに最適なライターを起用するよう努めています。
ライターサポート
ライターとして活動している、もしくはライターをめざしていて、このサイトに辿り着いたという方もいらっしゃると思います。 他の多くの分野と同様に、良いライターになるには自己研鑽が欠かせません。
ライターを育成・教育する機関も存在します。一から学びたい方には、そういった学校を利用するのも価値がありますが、一般論として、そのための費用は決して安くはありません。またそうした機関にて優秀な成績で学び終えるということと、実際にプロのライターとして食べていけるということの間には、極めて大きな差・違いがあります。
誤解を恐れずにいうならば、執筆の勉強はライターとしての素養のごく一部でしかありません。コミュニケーションスキルや執筆に必要な情報・知識を入手する方法論など、執筆以外の“実践的技術”がないと、なかなか得意の筆力を生かすところまで到達できないのです。
駆け出しの段階で運良くいくつかの仕事に恵まれるかもしれません。素晴らしいお客さまとのご縁があるかもしれません。しかし一方で、ライターとして活動していると「こんな少ない素材・資料でどうやって書けば良いんだ」「あんな難しい顧客とどう向き合ったら良いのか」といった、机上論では対処できない様々な問題や悩みに、誰しも直面するものです。
「まさしく私のことだ」。そんな風に思われた方は、ぜひ気軽に当社の門を叩いてみてください。当社では参加費無料で「ライター勉強会」を開催しています。あなたが関心のあるテーマを取り上げる際には是非参加してみてください。そうでない場合であっても、参加している他のライターと交流したり、ディスカッションしたりすることで、解決の糸口が見えてくるかも知れません。勉強会の後は、たいてい居酒屋で懇親会を開いていますから、そういった場も有効に活用できると思います。
過去に開催したライター勉強会、今後開催予定の勉強会については、こちらのページをご覧ください。
当社の歩み
この年の11月、初刊となる「関西ライター名鑑2006年版(紙媒体)」を発行。文筆を依頼する側と、新たな執筆機会を求めるライターを結びつける当社の活動がスタートした。
会社概要
商号 | 合同会社 WRITE STAFF(ライトスタッフ) |
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代表者 | 北村守康(きたむら・もりやす) |
設立 | 2006(平成18)年5月22日 |
資本金 | 250万円 |
事業内容 | ・ライターのコーディネート業務 ・ライティングを含めた制作業務全般 ・広報・宣伝に係るコンサルティング、プランニング |
所在地 | 〒530-0055 大阪府大阪市北区野崎町1-25 新大和ビル207 |
TEL | 06-6364-5657 |
FAX | 06-6364-5586 |
info@writer.co.jp | |
URL | http://www.writer.co.jp/ |
法律顧問 | あさがお法律事務所 代表弁護士 岡田晃朝(おかだ・あきとも)氏 |
税務顧問 | 蟻本平治税理士事務所 税理士 蟻本平治(ありもと・へいじ)氏 |